天ケ滝新道から霧氷の金剛山へ 奈良県五條市、御所市 ![]() |
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![]() 大和から河内へ 峠に達すれば銀の華が光る![]() 江戸時代の石標に導かれて小和道を忠実にたどりたいところだが、御霊神社のわきの人に聞くと「小和道は今は通る人が少なくなって荒れている」とのこと。少し西側を通る天ケ滝新道を選んだ。登山口には車が3台停めてある。ここまででも駅から1時間20分以上、登り坂でけっこうしんどいが、「大和の山麓の道は歩いてこそ」と思い直す。 ![]() ![]() 標高850mくらいになると山道をうっすら雪が覆っている。沈むほどではないが、氷化していて滑って転ぶと怖いので軽アイゼンをつけ慎重に。やがて主尾根に合流し、ほどなく伏見峠に達する。大和と河内を結ぶ重要な峠だ。やれやれと一息入れると、周りの落葉広葉樹の枝に霧氷の銀の華が光っている=写真左。北宇智駅から3時間半登ってきたかいがあった。 後は勝手知った道。湧出岳の三角点、葛木神社、転法輪寺に寄って国見城址から霧氷の樹林の向こうの河内平野を展望した。大気が澄んだ冬は展望も良く、富田林市のPLの塔もくっきりと見える。 下りの正面道は、階段が整備されてかえって膝にはきつい。それでも霧氷の散った氷片をサクサク踏みしめる感触は快い。1時間ほどで千早口に下りた。 (文・写真 小泉 清) ⇒トップページへ |